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2014年03月16日

新型M3/M4

  「65kg」・・・これがF30系のカギとなる数字です。新型「M3」は1520kg、「アルピナB3」は1650kg、そして日本では発売されていない「335iセダン」は1585kg。なぜBMWが日本で「335iセダン」を売らないのか理解に苦しみますが、この306psのベース車から400ps超に出力を上げたうえで、レーシーな軽さを追求したのが「M3」で、GTカーとしての重厚感にこだわったのが「アルピナB3」。先代と比べてこの2モデルの立ち位置が鮮明になり、買う側も余計なことを考えないで済むようになった気がします。

  消費税変更の前後で発売時期が分かれてしまったので、「M3」の方が割高な印象がありますが、まあほぼ同じですので好みの問題です。変化したのは「M3」の方で、いまいちファンが獲得できなかったV8搭載の先代を猛反省して、軽量化して機動力に富むマシンへとコンセプトの修正が行われています。トヨタとの提携を生かして軽量化に邁進した様子。プリウスの軽量化技術を使った「M3」となると輸入車ファンもいよいよプリウスをバカにできなくなるのかな・・・。

  開発当初から1500kgを下回ることを掲げていたようですが、結局は「M4」(1497kg)のみが達成しました。日本仕様は「M4」のみに6MTが設定されていて、一昨年のマツダ・アテンザで話題になった「大トルク&MT」スポーツセダンの楽しみを、さらに恐ろしいレベルにまで突き詰めたクルマになってますね。マツダも今後MSアクセラ、MSアテンザで再びMTブームを盛り上げるでしょうが、BMWも同じようなことを考えていたんですね。

  メルセデスはこういった「スポーティ」なシーンとは距離を置くと表明していますし、日産もレクサスも「3ペダルへの回帰」はよっぽどのことが無い限りはないでしょう。あとはポルシェとスバルですが純然たる中型セダンでは2ペダルの方針を採っているので、いよいよマツダとBMWだけみたいです。

  しかし現実に長距離利用を考えるとMT化には及び腰になってしまいますよね。アテンザもM4も現行ラインナップでは非常に魅力的なので、突然にクルマを買うという状況になった時に、MTかATかの結論は相当に悩みそうですね。もう考えるのが面倒くさいから「アルピナB3」にしとこう!ってなる?

  今後、このマツダとBMWの仲間になってくれるメーカーは現れるのでしょうか?お隣の韓国ヒュンダイはこういうコンセプトは結構好きみたいですが、どうも日本で商売できる環境には当分なりそうにありません。そうなるとMTの本場の欧州メーカーなんですが、可能性があるのはアルファロメオくらいでしょうか? どうやら同じフィアットグループのクライスラーがFFのDセグセダン「200」をFMCするので、それをベースに一つアルファロメオでも「159」の後継が復活してくれないかな・・・。



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タグ:BMW M4 BMW M3
posted by バイヤン at 06:31| Comment(0) | M3/M4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月15日

650iグランクーペ 

  BMWはとても多作。とてもじゃないけど全てに乗ってみて乗り味を試す機会なんてやってこない。それなのにラインナップは玉石混合でスペックと価格が入り乱れていて、どれがベストなのかの見極めが難しいです。まずは最下級グレードは全部無視するところからスタート。「5シリーズ以上ならV8、4シリーズ以下なら直6」と決めてかかったところで、まだまだ少しも見えてこないのですが・・・。

  あとは必死で自分の頭で考えると・・・「M235i」「435iコンバーチブル」「M3」「M4」「550i」「650i」「750i」の7グレードから一番イメージに合うのを選ぶわけですが、常識的に考えてサラリーマンの給料でなんとかなるのは「M235i」「435iコンバーチブル」だけ・・・。のこりの5モデルは年収が3000万円近くないと手が出ないなぁ〜。まあ人生のモチベーションにどうですか? 頑張るか、レヴォーグで我慢するかはあなた次第・・・。

  それじゃあ、この5モデルの中に本当に「頑張る」に値するクルマがあるのか?と調べるくらいなら、やっておいても損はないですよね。せっかく成功して買ってみたけど「なんか違う」ってなったら気分悪いですし・・・。ということで日々調べたりはしているんですが、これを「獲らぬ狸の〜」とか言う訳ですね。

  この中でも特にBMWの良さが光ってそうなモデルが「650iグランクーペ」。BMWで他のブランドよりも断然に輝いている点が2つ。「どんな大型サルーンでもドライバーズカーとしての理想を追求していること」、そして「6シリーズの洗練されたデザイン」。この2つが宿っているならば1500万円に近い価値があるのではないかと思うわけです。

  レクサスLSやメルセデスSクラスと比べるのは、このクラスに於いてはナンセンスです。不思議な事に雑誌記事は必ずと言っていいほど、ライバルモデルを何台も揃えて比較しています。7シリーズを単独の絶対評価で語るライターなんて見た事ないです。いちいち総合的な比較なんぞをしていたら、「レクサスLS」がベストってことになって、それより「GS」!いや「IS」!それよりコスパで「マークX」!それだったら「レガシィB4」!なら「インプレッサG4」で良くない?いや「プリウス」だろ!・・・行き着くとこに行ってしまいませんか?
タグ:BMW650i
posted by バイヤン at 04:41| Comment(0) | 6シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

BMWオーナー様のお恥ずかしい戯言

  これはBMWだけに当てはまる話ではないのですが、輸入車ディーラーというのは結構適当な組織が期間限定でガチャガチャと動き、トップは商社出身の30歳代後半くらいの若々しいだったりします。官僚が独立行政法人のトップに天下りするのとはちょっと違うようですが、とりあえずはクルマが本業ではないエリートさんが数年の間だけ腰掛けるポストを頂点とした「時限的」な組織です。

  一方で全国に展開する日本車の販売店はそれこそ、「日産・トヨタ・プリンスの時代(1950年代)」から地元に根を張って売ってきたという老舗もたくさんあります。あまり色眼鏡で見るのはよくないことですが、50年60年と続く歴史ある販売店と、数年で組織が改変してどうなるかわからないプレハブに入居した輸入車代理店では商売に対する責任感・信頼感には大きな差が出てきます。

  すっかりイメージが染み付いている国産メーカーのディーラーへ行くと、「ウチのクルマはまあ・・・こんなところですは・・・はは。」みたいな控え目なテンションが印象的です。現在絶好調のマツダやスバルのディーラーに行っても、「ウチのクルマは世界最高です!」みたいな強気な売り方はしておらず、むしろ拍子抜けするくらいに、「ウチはあくまで中堅なので・・・」といった調子です。国産車は現実的な価格でクルマを売るので、あまり強気に出て印象を悪くするより、クルマを見て価格を比べて土俵に載せてもらえるように説明するのが上策と考えているようです。

  それに対し輸入車ディーラーは、一目見て「割高」なクルマを納得して買ってもらうしかありません。現在、輸入車が好調と言われていますが、日本市場の好機と見てVWとメルセデスは相当な値引き攻勢をかけているのが最大のポイントです。ポルシェやマセラティは海外市場ほど伸びていません。割高な輸入車を買ってもらうためには「洗脳」しか方法はありません。最初から買う気満々でやってくるお客には値引きしか対策はありませんが、いまいちクルマが分かっていない一般のお客に対しては、各ブランド独特の「洗脳トーク」がシャワーのように浴びせられます。

  そんな「洗脳トーク」をそのままユーザーが周りに広めたため、「BMW都市伝説」なる不可思議な話がたくさんあります。
「BMWは前後重量配分が50対50となっていて、クルマの事を最も考えて作られています」
みたいなことを話すBMWオーナー様が周りにいませんか?まるで日本車の多くが「50対50」になっていないかのようなニュアンスでディーラーは宣伝します。まあ初歩的な話ですが、日本車の多くはBMWと違いFF駆動方式を採用しています。FF車は50対50にしてしまうと、駆動輪に重量(トラクションといいます)がかからず、走行性能が大幅に低下します。

  そしてBMWと同じようなFR車についてはどうか?FRの日本車を代表するスカイライン、フェアレディZ、レクサスIS、マツダロードスター・・・いずれも「50対50」になっています。BMWが特別ということはないのです200万円台で買えるマツダロードスターにも備わっている当たり前の原理です。これをBMWディーラーはさぞスゴい事のように吹聴します。また後輪駆動車は「50対50」が絶対的に正しいという根拠もありません。

  フェラーリやポルシェはこの「50体50」を意図的に崩しています。ミッドシップという車体の中央部分にエンジンを載せるクルマは前後重量配分を調節しやすいというメリットがあるのですが、スーパースポーツの両雄は「50対50」を意図的に嫌っているのです。BMWもFRが「50対50」であることのメリットが不明確だとして、最近ではAWDモデルの宣伝文句に「50対50」が強調されています。いやちょっと待てよ・・・誰もBMWにAWDを求めているわけではないんだが・・・となりますよね。




posted by バイヤン at 05:09| Comment(1) | BMWについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする