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2016年05月10日

BMWは「ガラパゴス」になれない運命・・・。

  BMWはやはり「GTカー」のブランドであり続けてほしいと思いますね。突然になんなの!?・・・先日に家に届いた三栄書房の「世界の自動車オールアルバム」を見ていてあれこれ感じるものがありました。しばしば「グローバル」の対義語的に使われる表現の一つが「ガラパゴス」だったりしますが、「ガラパゴス=日本」というわけでは決してなくて、世界の至る地域でも「グローバル」な製品と「ガラパゴス」な製品が併用されてさまざまな人のニーズに応えています・・・そしてクルマも同じだなと思った次第です。

  欧州と一部のアジア&アフリカ諸国だけにピンポイントで投入されるブランドに、シュコダ、セアト、フィアット、ランチア、オペルなどがあります。これくらいの規模のメーカーなら日本に導入されてなくても(フィアットは限定的なラインナップのみ)、ブランド名くらいは聞いたことがあります。しかし実際にはこれ以外にもさらに日本ではほとんど知られていない、エクサム(AIXAM)、ベリエ(BELLIER)、ボロール(BOLLORE)、シャトネ(CHATENET)、リジェ(LIGIER)などがあります・・・これらは全てフランスの廉価車メーカーです。

  「ガラ軽」とか言ってカーライター達は日本の特殊な自動車制度を揶揄していますが、フランスだって「ダイハツ」や「スズキ」のようなラインアップを揃えるメーカーがこれだけたくさんありのです。もちろん「国産車の占有率」という意味では日本は他の国を圧倒して断トツで高いわけですが、「ガラ軽」というものは決して日本だけの事例ではないと思います。フランスの他にも目立つ国としてはイタリア、ロシア、インド、中国、マレーシア、台湾などなど。

  日本に入ってきているフランス車は、あくまでグローバルな面を持ったラインナップだけなんですね。確かにニクサムなどのクルマは50ccクラスの軽車両などもあったり、日本の農耕機のエンジンをヤンマーから買っているメーカーもあったりします。クルマもPSAやルノーのグローバルモデルとは見た目もスペックもだいぶ違います。

  これがドイツになると、ダイムラー系列のスマートがあるくらいで、大衆的な小型車の生産は、VWグループがほぼ握っています。・・・というよりも、ドイツには「ガラパゴス」的なクルマがあまり存在しません。ドイツ車が欧州を制覇し、日本で大人気で北米でも高級車ではよく売れまてますから、ドイツ車的な設計がそのまま「グローバル」の原型になっていることは否めないです。

  ドイツと並んでイギリスも小規模メーカーはスポーツカー専門ばかりです。大衆向け小型車は、ボクスホール(英国GM)と欧州フォードなどの米国資本が大きなシェアを持っています。ボクスホールの小型車はドイツのオペルから供給され、それらは日本市場では正規販売されないですし、他のEU国でもそれほど多くないので、「ガラパゴス化」がやんわり進行しているとも言えます。欧州フォードも評判とは裏腹に日本ではまったく売れずに撤退の決断をしました、中国でもフォードの合弁メーカーの設計が主流ですから、欧州フォードもいよいよ「ガラパゴス化」なのかもしれません。

  ドイツブランド(メルセデス、ポルシェ、アウディ、VW、BMW)を中心に、ジャガー、キャデラック、レクサス、インフィニティ、ボルボ、スバル、マツダといった面々は、「グローバル」での競争力を掲げた「世界中で愛される」クルマ作りに邁進しています。その一方で欧州向けと北米向けで大きくラインナップが変わる、トヨタ、ヒュンダイ、ホンダ、日産、ビュイックなどは目標とする市場に「適応」するという意味で「ガラパゴス」だと言えます。アメリカ政府に愛され、日本で「ガラパゴス」に活路を見出すホンダもまた、ドイツブランドとは別の路線を志向するようになったようです。

  さてすっかり大風呂敷を広げちゃいましたが、最近のBMWってどうですか?2シリーズ・グランツアラーはグローバルスタンダードと言えるでしょうか!?そもそも今のBMWに眩しいくらいに世界から羨望を集める「グローバル・ブランド」の一員が務まっているのでしょうか? 他の面々も個々にどおってことはないですけども・・・、比較的に頑張っているように見えるのは、プレミアムブランドとしてはやや知名度で劣るボルボ、スバル、マツダかな。

  盟主のメルセデスは日本の自動車ライターからやたらと不人気。大黒柱(販売ナンバー1)のBMWは・・・ユーザーから不人気。どちらも「なんか違うよね〜」といったモヤモヤ感がいつまでたっても晴れません。創業100周年を記念するかのように、「M2」という期待の新型モデルが投入されましたけども、まだまだ満足できないですよ・・・。日本市場にもいよいよ1erのディーゼルが投入が発表されましたが・・・まだまだです。BMWって何?「GTカーの権威」だろ!?だからさ・・・。

参考までに「エキサム500」の動画のリンクを付けておきます。


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posted by バイヤン at 13:15| Comment(0) | BMWについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

BMWの新展開・G系第一弾が登場!!! M7も設定されるらしい。

  永島デザインは再びBMWにとって追い風になるのか!!!いよいよG世代となって新たな展開を見せるBMWのラインナップですが、パワーユニットに関しては、縦置きエンジンはやはりPHVが本命らしい(なんだかなー)。今後は5er→3erと下位のグレードへと素早いFMC攻勢を仕掛けてくるようです。一方でブランドユーザーの裾野拡大を目指して、世界各地に投下されつつある横置きエンジン車(FF車)は自慢のモジュラー3気筒で、とりあえず既存のF世代で混迷のVWシェアをパックンチョ・・・。

  その代わりといってはなんですが、トヨタのマネーと素材をふんだんに使い、さらにはトヨタ社長のカーガイとしての情熱まで「おまけ」で付いてくる?新型のZ4後継となるGTスポーツが早ければ2017年の夏にでも発売されるらしいです。なにやら久々の自然吸気エンジン復活という噂も・・・。

  他にもEVの独自展開もありますので、いよいよBMWもブランド内に様々なオーナーを抱える「総合ブランド」へと歩みを進めていくようです。まあ・・・「ブランドの個性が薄まる」みたいな批判も出て来るでしょうけども、部分最適化によってそれぞれの先端で、競争力のあるモデルを送り出せれば「業界」の常識を変える存在になれるのでは!?という気もします。i8などEV高級車を既に展開していますから、絶好調のテスラに対抗できるのはポルシェじゃなくてBMWじゃないかという気もしますし、ルノー、シュコダ、スズキとシェアを争うBMWという側面もなかなかいいじゃないですか。

  そんなBMWが世界に誇る「技術力」として、今も頂点を握り続けているものとして、「300km/h以上で巡航できる高級サルーン」という要素があります。0-100km/hの加速あるいは、ニュルブルックリンク北コースのタイムに関しては、ポルシェや日産そしてGM(コルベット)が激しく争っていますが、市販車の最高速度という点においては、BMWは他の高級サルーンを寄せ付けない実力があります。残念ながら日本には速度無制限の公道がないので、その性能を味わうことは「法律上」は不可能ではありますが・・・。

  1989年に発売されたスカイラインGT-R(R32〜)は、600ps前後でも耐えられる設計だったこともあり、今でも動画で見れますが湾岸線を300km/hオーバーで走る輩もいたようです(→動画はコチラ・動画@R33GT-R動画AE62系M6・道路交通法違反は重大な犯罪です!!!)。路面にもよるでしょうが、明らかにBMWの方が高速域でコントロールが容易なのがわかります(昼間の夜の差なのか?)。370km/hも出るならば東京〜名古屋はリニアに対抗できる1時間で走破できる?いやいや燃料がすぐに底をつくとは思いますが・・・。

  そんな300km/hオーバーを涼しい顔でドライブできるとかいう「BMW・M7」ってのがいよいよ作られるらしいです。これまでの海外の7erによる最高速動画にはアルピナB7ばかりが使われていて、「M」からはラインナップされていませんでした。「なんでM7は無かったのか?」という質問に対してネット上で見られる回答では、「不要だから!」とかいう完全に日本人目線のものがあったりしますが、「じゃあなんでSクラスにはAMGがあるんだよ!」って思わずツッコミたくなりますね。

  おそらくですけども、BMWは顧客の自主性を重んじるブランドだからだと思います。7erのユーザーはBMWオーナーの中でも別格の存在です。その桁違いの財力に敬意を払う意味で、「M7」なんて野暮なコンプリートカーは無かったのだと思われます。BMWの持つポテンシャルを存分に備えたフラッグシップモデルですから、自らの手でファイナライズしてしまうのではなく、欧州のクルマ文化(それ以外の文化にも)に脈々と息づく「オートクチュール」のベース車両として自信を持って送り出すのがこの7erだと思うのです。

  7erオーナーにはぜひアルピナ、ハルトゲ、ACシュニッツァーといったBMWの代表的チューナーだけでなく、イタリアやイギリスのチューナー、カロッツェリアでもどんどん手掛けて欲しいってことなのだと思います。日本の超がつく金持ちも世界で1台だけのクルマが欲しくて、ザガートやピニンファリーナに注文を入れるそうですが・・・はぁなんだか雲の上の話です。お笑い芸人(出川・バナナマン・おぎやはぎetc)が乗っているような911をノーマルで乗るなんて勘弁!!!というエンスー向けのサービスですね。

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タグ:BMW M7
posted by バイヤン at 21:49| Comment(0) | 7シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月09日

BMWはBMWにしかなれないと気がついたのかな!?

  いつもながら偉そうな感じで恐縮ですが、「BMWが嫌いな理由って何だろう?」と考えると、一つは「高級車然として乗っている人がどうも苦手」だから。BMWなんて防音も出来てないし、乗り心地もイマイチな「変わり者」のクルマとしか思わないです。まあ100歩譲ってBMW愛好者が「スポーティ」な点をこのブランドのポイントとして挙げたとしましょう。もしそうだとするなら現行のBMWのクルマに対しては「否定」がされるべきじゃないですか?

  そんな嫌みを言っていると、「BMWはいいクルマ」とバカの一つ覚えのように文句言ってくる人もいて、このブランドはとても素晴らしく「盲信」(誤解)されているなと感心します。なんでこのブランドは日本においては良くも悪くも正当に評価されないのか? アメリカ誌などはBMW320iを評して「クソッタレ、スポーツセダン崩れ(意訳)」とか言ったりしてます。特に現行のF30に関しては、その立ち位置(語られっぷり)は限りなく日本に於けるマークXに近い気がします。

  マークXが悪いクルマということはないですが、やはりクルマ自体のコンセプトがぼやけているのは否めない事実で、若いユーザーには刺激が足りないクルマになっています。もちろんトヨタの意図もそこ(高齢者向け)にありますが・・・。3シリーズ(F30)もこれと同じで、やたらとライトユーザーに迎合し過ぎて完全に見失っているのだけど、まあこのクルマだけを叩くのはフェアではないです。スバルやマツダだって自らスポーティと宣伝しているけどそれほどではないし。

  結論として、3シリーズの今のコンセプトならば、450万円もする車両価格は、やはり妥当とは言えない水準であって、アテンザやレガシィより50万円高いくらいがせいぜいじゃないかと思う。450万円するならば、それなりのブランドとしての心構えを見せてほしい・・・これが2012年登場時からの正直な感想だった。BMWはトヨタには成れないし、メルセデスにも成れないし、そんなこと望んでいる人はBMWを誤解している(と思う)。決してBMWが魅力がないブランドだとは思わない。実際にアルピナB3なら1000万円払おうという気になる。しかし同時に320iに450万円は絶対に払いたくないとも思う。

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「エクスターミネーター」
「クルマに引き蘢りたいくらいに現代社会はマッドだ・・・」
posted by バイヤン at 23:14| Comment(0) | 3シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする