某雑誌のジュネーブモーターショーでのレポートには、かなり辛口な批評が出ていた。BMWのイメージを破壊してしまうからだろうか・・・、イメージを壊すクルマなんて今に始まったことではないと思うのだけど。なぜこのクルマだけが試乗も済んでない段階で批判される羽目になるの?ちょっと理解に苦しみます。FFってそんなに悪なんですかね?
BMW初?のFF車だそうですが、もうとっくにミニを作っているわけだから、まあノウハウはあります。それでもやはりこの手のクルマは日本のお家芸なわけで、名門ブランドのマークが付いている事以外で、このクルマが日本車に勝てる要素があるのか?という心配も・・・。BMWがこの手のクルマを作る意味がBMWファン以外にとってどれだけあるのか? しかしこのクルマは、なかなかのコンセプトというか「思想」を秘めています。全く持ってメルセデスBクラスのパクリとはちょっと違う気がします。
新開発の1.5L直3は日本メーカーがやろうとして先延ばししていたことをやってしまった感があって興味深いです。トヨタやホンダが先行してやるより、メルセデスやBMWがやる方が確実に評論家筋へのウケはいいですから、じゃんじゃんやってくれればいいですね。日本メーカーの辛いところは、先に出しても後に出しても叩かれること。こうなったら「ほぼ同時」というタイミングを見計らってリリースするか、トヨタや日産みたいに直接ヤツらに技術を供与するしかないようです。
ラベル:BMW218i