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2016年05月26日

M235i がBMWの看板背負ってます!!!

  歴代の3erが19年間に渡って維持してきた全米「10ベストカー」のポジションが、昨年(2015年)にM235iへと渡りました。そして今年(2016年)も当然のように再びM235iが選ばれました。アメリカ人も感じることは同じなんだな〜・・・。同じBMWの直6ターボが載っていても、2erクーペと3erだったら、よりソリッドな乗り味になる方を選びたくなりますよね・・・。とりあえずは次の世代(G世代)の3erが出るまではずっとこのポジションに収まり続けそうな感じです。BMW首脳陣にはこれがどのように伝わるのか?(興味ねー・・・だったり!?)

  西川淳さんも渡辺敏史さんもM3/M4よりM2だ!!!とユーザー/ファンの気持ちを熱心に代弁されておられますけども、M3とかいくらなんでも高過ぎて誰が買うの!?と心配してしまいます。1000万円をポンと出せる人はまず3erなんて見向きもしないですよ。やはり「GTセダン/GTクーペ」はあくまで量販ボデーのクルマなのですから、イニシャルコストではなく好みに応じてアフターで費用が発生する仕組みがベターじゃないですかね。量販ボデーだからこそ、クルマの拡張性が楽しめるわけです。それが本体価格1200万円となるとなかなか手が出ませんし、弄る勇気はもっとないです・・・。

  そういえば最近は国内メーカーでも立て続けに「ホンダS2000復活?」や「日産シルビア復活?」といった噴かし気味のニュースが出ていましたが、何やらトヨタ86&マツダNDロードスターへの世界的な反響を見てあわてて動き出したのですかね・・・。NSXやGT-Rなんて身の丈に合ってないクルマは要らん!!!とかいう声がやっとメーカーにも聞こえてきたのでしょうか?

  M235iはほどほどのスペック&ほどほどの価格が日本でもウケているようで、「正統派」の日本BMWER諸兄からも絶大に愛されているようです。そんな彼らの車歴を訊いてみると、三菱スタリオン、いすゞピアッツァ、セリカXX、180SX、RX7(全世代)、アルテッツァなどなど国産のFRスポーツ&スポーティがずらずらと出てきます(もちろんプレリュードやFTOなどのFF勢も・・・)。本当は86かロードスターに乗りたいけど、いい年になって「ガチ」スポーツカーは無いだろうということで、家族に配慮してBMW!!!という幸せなのか不幸なのかよくわからない「選択」の人が大多数ですね・・・本人と家族が納得してればそれでいいことですが。

  S2000もシルビアも復活するとしたら結局は専用設計=スポーツカーに落ち着くと思うので、M235iの立場を危うく可能性は低いのではないですかね。「大人のスポーツカー/スポーツセダン/スポーツクーペ」みたいな売り込み文句がそこら中で氾濫していて、ロードスター、スカイライン、WRX・S4、マークX、レクサスIS、レクサスRC・・・ヴォクシーなどなど国産だけでもかなりの数に。これに輸入車(=大人のクルマ)が加わるわけですから・・・完全に耳タコ。請け負ったコピーライターの仕事ぶりにやや疑問です。・・・そもそも「お子ちゃまのクルマ」ってどんなのだよ!?bB?あるいは・・・もしかしてBMWの「あのクルマ」ですか?確かに・・・そうかも!?

  2016「10BEST CAR」ですが、アメ車4台、ドイツ車3台、日本車3台という極めて「政治的」な配分は去年と全く同じですが、販売好調が伝えられるレクサス、メルセデス、スバルは相変わらず入らず!10台中7台はMT車が好評なモデル(M235i/ゴルフGTI/718ボクスター&ケイマン/コルベット/マスタング/ロードスター/アクセラ)・・・アメリカもMTに飢えてる?ようですね。これら7台のMT車の中で、日本でもフォード・マスタング以外の6台はそのままMTで売ってますね。

  日本では3erがMTですけども、いよいよ5erの代わりとして、リアシートも十分に使えるセダンに成長してきて、その代わりにだいぶスポーティなイメージは薄れました。先代のE90はF30と車幅が同じはずなのに、なぜかとっても小さく見えるので不思議です。もちろんF30も中途半端な大きさで決してラグジュアリーなイメージはないですけども、ここ数年でレクサスやスカイラインに起こった価格上昇を考えれば、そこそこに賢い選択になっているとも言えます。
  
  3erをまだまだMT車として楽しむ人も一定数いるとは思います。MTがクルマのキャラに合ってないというつもりもないです。それでも旧3erショートをベースにしている1erにもMTがあれば(欧州ではもちろんあるけど)、ちょっと日本での居場所を見失っているBMWにとっては、何かのきっかけとなるとは思うんですけどね、FF化が断行される前に118iのMTを280万円!!!で半年だけでも販売したら、予想外の売れ行きを見せるんじゃないでしょうか。この辺はスバルと考え方が一緒で、M235i(スバルの場合はWRX・STI)を売りたいために廉価車のMT設定を制限しているのだと思います・・・(スバルもインプレッサ2.0のMTを欧州に流しているのに)。MTのM235iは受注だそうで、値引きも辛いようですね。220iクーペでも218iクーペ(3気筒)でもいいですからMTを検討してほしいですね・・・。自動ブレーキなんていらねー!!!!


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ラベル:BMW M235i
posted by バイヤン at 02:10| Comment(0) | 2シリーズクーペ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月17日

2シリーズはBMWの新しいアイコンになる。

  まさかこんなことがあっていいのか? BMWに対して長年の偏見というか「不信感」を持っていたが、ここにきてみるみる内に晴れていく。そもそも「不信感」とは何かというと、2000年代のBMWに対して多くの人が同様の事を考えたであろうし、幾多の評論家が苦言を呈してきたが、このブランドの本質は「間違っている」のではないか?ということ。

  まるで虚勢を張るためのように大型化・重量増に突き進むモデル。そしてそれに反比例するかのようにドライバーズカーとしての魅力は下がり続ける。そしてドイツ市場はともかく、日本市場においては完全に「虚勢」だけがブランドを覆ってしまった。盲目的にメルセデスなどのライバルブランドに追従してマッチョな4ドアクーペを作り、大風呂敷を拡げてしまったSUV・・・。そこにはドライバーズカー・ブランドとしてのBMWの姿は無かった。

  世界最高のエンジン屋であったはずのメーカーが、自慢の直6NAでは満足に動かせなくなってしまった「肥大ボディ」の前にフェイドアウトし、低速トルクで出足だけを確保した、「誤魔化し」の平凡なクルマを量産。もはやVW車と何が違うのか解らない次元に・・・。それでも超ライトなユーザーに大歓迎され東アジア地域ではバカ売れ。愚かすぎる・・・。かつてはホンダやアルファロメオといったスーパー高回転エンジンブランドと並び立つ「技術屋」が、トヨタ車をコピーしたような低価格車でユーザーに擦り寄る。

  本来ならば日本から消えたインテR・アコードR・シビックRくらいに研ぎ澄まされたクルマを作るはずのブランド。生き残りのための戦略と言われたら仕方がないけど、もうポリシーなんてどこにもない・・・。ブログ等で「BMWつまんね〜んだよ!」と喚くと、どっかのオッサンが謎の反論「BMWはいいクルマです。」「じゃあ?どこがどういいんだよ?」「・・・」語るに落ちる。そりゃ高速道路を走るだけでおっかない低価格な日本車(マ◯チやヴィ◯ツ)よりは確実にマシだけど・・・。

  海外ではどうか?SUVがバカ売れのアメリカは堅調。東アジアはバブルだけどようやく下り坂。そして欧州では完全に「終わり」に向かっている。本拠地ドイツでもアウディに抜かれてから進退窮まりつつある。さすがにBMWも間違いだらけだった2000年代を猛反省して、アホな経営陣を全員追放して、出直しを図る。そして出来上がった巻き返しの旗印が「M235i」「M3/M4」。

  「機動性とハンドリング」に富んだ新コンセプトでスバル、マツダ、フォード、オペル、ポルシェ、ロータス、アルファロメオを全部まとめてなぎ倒す勢いをひしひしと感じる。今後出てくる「M2」のターゲットはなんとシボレー・コルベットZ51。もうケイマンなんて眼中に無い・・・伝説のR34のエンジン(RB26DETT)を彷彿させる24バルブの正真正銘の「ツインチャージャー」。328iの偽物ツインターボとは根本的に違う。このM3/M4の新型エンジンがM2にも載る!車重は?  とにかくワクワクするBMWは久しぶりだ。



  
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posted by バイヤン at 06:37| Comment(0) | 2シリーズクーペ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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