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2014年03月06日

BMWを楽しめない日本市場。

  ホンダの創業者・本田宗一郎さんの名言に「3つのよろこび」という言葉があります。それは「作る喜び・売る喜び・買う喜び」で、楽しいクルマを作り、それを自信を持って販売し、買ってよかったと思ってもらえるクルマということなのですが、日本にはこの「3つのよろこび」を実現しているブランドが一体いくつあるのでしょうか?

  本来こういう表現を最も好みそうなブランドがBMWじゃないかと思います。イメージでは確かにそうなのですが、しかし現実にはこれに最も遠いブランドなのかなという気がします。何よりそう感じさせているのが価格でしょうか。欲しいモデルは軒並み1000万円超。これではよっぽどのお金持ちで無い限り、BMWのクルマを「楽しく買う」ことはできません。

  たとえお金があったとしても1000万円超のクルマを毎回のように買い替えるのは、家族の理解が得られないでしょうし、そういうものにお金を注ぎ込むことで自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。そもそも日本車なら500万円もしないクルマに毛が生えた程度の性能で1000万円はやはりボッタクリ過ぎです。そういう側面が見えてしまうと尚の事、「買うよろこび」にはほど遠いでしょう。

  やはりBMWは「北米価格」で売られてこそ価値を発揮します。535iが550万円くらいがやはり適正価格じゃないでしょうか。「年収の1/3以下」というルールに則るならば、北米価格の535iを買う人が年収1600万円くらいになるわけです。まあそれなりに頑張れば誰でも実現可能な数字だと思いますし、直列6気筒ターボのこのクルマならば550万円で買えるならば十分に「喜び」は感じられそうです。

  それが日本のBMWのラインナップで550万円の予算となると、せいぜい320iくらいが関の山になってしまいます。年収1600万円あるのにクルマは320i。これでは満足できないな・・・。クルマが悪いということはないけれど、仕事を頑張って買うクルマとはイメージがかけ離れているんですよね。そもそも3シリーズはドイツでは退役した老人か学生に主に使われるクルマ・・・だったのは過去の話で、E90辺りから割と平均的なサルーンとして認知されてはいます。しかし偏見かもしれませんが、40代50代の男の人がドヤ顔して乗っているのは「非常識」丸出しで恥ずかしい・・・。まあそういうクルマです。

  アメリカでもドイツでも320iならせいぜい300万円なわけで、いくら南アフリカから運んでくるのが大変だからと言っても日本価格だけ450万円を譲りません!というのは世知辛いな〜・・・。やはりどう考えても日本のお客はBMWで新車を買っても楽しめないですよね。年収3000万円くらいの人がM6とか買う時はテンション上がるでしょうけど・・・。

  たしかに見た目だけのクルマなんですが、メルセデスCLAが日本で300万円台前半に設定されたことは「買うよろこび」を考えるならば評価されるべきですね。それでも北米では中身もまともなCLA250が300万円ですからね。アメリカ人が感じる「買うよろこび」は想像を絶します・・・。




posted by バイヤン at 05:35| Comment(0) | BMWについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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